2冊目は、
『Sapiens : Yuval Noah Harari』
です!
日本語版は
『サピエンス全史: ユヴァル・ノア・ハラリ』
となってます。
実を言うと、難しい内容なのはわかっていたので、
日本語版が欲しかったのですが、上下にわかれていて、
各2000円・・・。
そのため、洋書の電子書籍版を購入しました。
思っていたより、読みやすい英語で
書かれています!
やっぱり、本の方が愛着?わくと思うので
本を買うのをおすすめします笑
電子書籍に慣れている人はいいですが、、。
この本は、まだ途中で、今
236ページ / 837ページ です。
簡単な内容は・・・。
人間がどのようにして、進化、繁栄してきたのか、
どうして、他の動物をおさえて、こんなにも発達した
文明を作ったのかなどが地球ができた頃から
順番に時々ユーモアを混ぜながら、書かれています。
作者は、人間をサピエンスと動物の一種として、
描いています。
まあその通りなんですが、最初見たときは、ちょっと
違和感あり、笑っていました。
その中でも、ニュージーランドの説明で、
”この国は、450万人のサピエンスと、5000万の羊から成っている。”
と言う文章、サピエンスと言われると、つい原人の姿を思い描き、
カオスな場面を想像してしまい。ひとりで笑ってたんですが
よく考えると、これも人間を中心に考えなかったら、
当たり前のことを言ってるな思い、
自分がいかに、人間中心にものごとを捉え考えているのかを知りました。
果たして、作者が伝えたかったのはそこなのかは、謎ですが笑
そして、作者がTEDでも強調していたのは、
サピエンスが他の動物と違ったのは、”Fiction (作り話)”の能力が
あったからということ。
それが基礎となって、宗教、お金、権利、などが生まれ
その想像上のものの上で、たくさんの人が一つのことを協力して
できるようになり発展して言ったと書かれています。
そして、今の問題は、そのFICTIONが集まって、できた世界にも
関わらず、多くの人がそれに気づかず、
今、その自分たちが作ってきたFictionが多くの人の人生の中心になっている
それは、お金であり、権利であり、、、。
これには確かにと思いました。
極端な話、
お金は、誰かが、全員がこの紙に価値があると思い込んでいる
から、使えるのであって、他の国に行ったら、それはただの
紙になる。(まあ、いまでは換金できますが笑)
いずれにせよ、それはただの紙です。
と言うこと。
確かに、そのFictionに苦しめられる人生は嫌だな、
と感じました。
だからと言って、今更、抜けれないので、
そう言う考え方もあるとしれば、
自分の人生に対する姿勢や価値観もかわるなと
思いました。
最後に今、読んでいる部分で
一番テンションが上がったのが、
人間の進化や、文明の発展を知る上で
結構貴重な発見がトルコにあると書かれていて、
それはイギリスにあるストーンヘンジよりも
古く、それ以前から、サピエンスに
大勢が協力して何かを作りあげると言うことが
できたということを示す、大発見ということが書かれていました。
その遺跡:Gobekli Tepe(紀元前9500年頃の、古い催事場のようなもの)は
シリアとの国境近くの、小さな街と街の間の広大な大地の中に
ひっそりあり、最近発見された場所なのですが・・・・・・。
↑ 2018年6月
なんと2018年のトルコ旅行したときに
たまたま訪れていました!!!!!!
そのときは、そんな正規の大発見とも知らず、ただ、完全
フリープランで、時間が余ったからよっただけで、
こじんまりと野ざらしにされてた、遺跡は数分しか見ずに
広大な大地とオリーブ畑を眺めていました笑
いやぁトルコもう一回行きたい・・・。
なかなか過酷で印象深い旅だったので
後々書いて行きます!!
とりあえず、後半分以上残っているので、
読破した後に
また詳しく感想を書きます!
以上 ーおすすめ洋書 Vol.2ー
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